当同好会は、2020年6月から山形県鶴岡市を主軸に、庄内地方で直接打撃制空手を通じて武道精神を全うすることを本義として活動している非営利団体です。
「礼に始まり礼に終わる」と言う言葉は、武道のイメージとして定着しており、誰しも一度は耳にしたことがあるかと思います。
指導員である私自身は、基礎的な所作である「挨拶」を含め、「礼」や「礼節」の重要性を日々感じています。そして、その重要であるはずの「礼」や「礼節」を欠いている場面を、子どものみならず残念ながら大人の方にも目にする機会が増えてきていると感じています。一例として、会場等ですれ違う先生や友人に対しての挨拶が無い、大会などで会場に集合した際に、自分達の指導者には集合して挨拶をするが、それまでにすれ違った他の先生方や大会運営関係者等への挨拶や会釈が一切無い、時間に遅刻しても言い訳が先行し謝罪がない、などです。
それぞれにお考えがあるとは思いますが、勉強・仕事が出来る、何かの大会で上位入賞する等々は、人としての基盤である「礼節」があってこそだと考えます。勉強が出来るのは、日々の生活を支えて下さる保護者、授業を担当している先生、一緒に切磋琢磨してくれる友人、安心に学校に通えるよう治安を維持して下さる地域の方々等がいてこそ、仕事や大会、その他様々なことも然りです。
極真会館で用いられる挨拶に「押忍」があります。その短い言葉には「尊敬・感謝・忍耐」の意が込められています。押忍の精神を醸成することが出来れば、上記のような礼節を欠いた行動は改善していけると信じています。そのため、当同好会では武道精神の全うを第一に掲げ、空手の技術・体力の向上は勿論のこと、空手道を通じた心身の健全な形成・向上を担う指導に邁進したく存じます。
〈11月6日〉
8月27日付でお知らせしておりました道着のデザイン変更について、本部から改めて連絡がありましたのでご紹介します。
今までは左胸部に『極真会』及び左腕袖部に『坂本派』と刺繍されていましたが、極真会の文字の下に『IBKO』の刺繍が小さく横書きで加えられ、坂本派の刺繍は無くなります。加えて、上着とズボン共に織マークとしてIBKOオリジナルマークが刺繍されます。また、白帯に限り織マークは無くなります。
旧道着の在庫が無くなり次第新デザインの道着に切り替わりますので、旧道着をご用命の方はお早目にお声がけください。
〈10月31日〉
11月10日(日)と17日(日)は、午前9時半〜11時での活動とします。また、12月以降は日曜日の活動時間を午前9時半〜11時に変更致しますので、併せてご承知おきください。
〈10月26日〉
入会区分に、新たに『家族会員』を新設いたしました。同一生計家族であれば、何名で入会頂いても同一金額です。家族全員・夫婦・親子・兄弟姉妹等、ご家族で一緒に空手を習うきっかけにして頂ければ幸いです。
入会に係る費用等は、入会案内の項目をご参照ください。
【2024年(令和6年)】
・11月20日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・11月24日㈰:2:30p.m. ~ 4:00p.m.
・11月27日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・12月 1日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
・12月 4日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・12月 8日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
・12月11日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・12月15日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
当同好会昇級審査会(仮)
・12月18日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・12月22日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
本部昇級審査会・交流試合
・12月25日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・12月29日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
➡ 9月8日㈰の振替分
【2025年(令和7年)】
・ 1月 1日㈬:練習無し
・ 1月 5日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
・ 1月 8日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・ 1月12日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
・ 1月15日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・ 1月19日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
・ 1月22日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・ 1月26日㈰:9:30a.m. ~ 11:00a.m.
・ 1月29日㈬:7:45p.m. ~ 9:15p.m.
・ 3月 9日㈰:本部昇級審査会・交流試合
坂本恵義
七段
〔Sakamoto Shigenori〕
【主な戦績】
第6回全世界大会(1996/1) ベスト32
第7回全世界大会(1999/12) ベスト16・マス大山賞・試割賞
第2回極真連合杯世界大会(2008/1) ベスト16
第30回全日本大会(1998/12) 6位・試割賞
第38回全日本大会(2006/11) 準優勝
第1回空手ワールドカップ(1997/6) 中量級4位
第7回全日本ウエイト制大会(1990/6) 中量級準優勝
第8回全日本ウエイト制大会(1991/6) 中量級4位
第12回全日本ウエイト制大会(1995/9) 中量級3位
第13回全日本ウエイト制大会(1996/6) 中量級準優勝
第15回全日本ウエイト制大会(1998/6) 中量級準優勝
第17回全日本ウエイト制大会(2000/6) 中量級4位
第19回全日本ウエイト制大会(2002/6) 無差別級3位
第22回全日本ウエイト制大会(2005/6) 重量級準優勝
増田道場主催第4回全日本ウエイト制大会(2003/6) 無差別級3位
中島清貴
弐段
〔Nakajima Kiyotaka〕
【主な戦績】
2006年 全国大会軽量級準優勝
2007年 全国大会軽量級優勝
2007年 第1回JKJO全日本Jr大会高校男子70kg以上3位
2007年 第1回JKJO全日本Jr大会高校男子団体戦優勝
2008年 極真連合杯世界大会ベスト8
2008年 ウエイト制全日本大会軽量級優勝
2008年 全国大会無差別級優勝
2009年 極真連合杯第1回ワールドカップ軽量級3位
2009年 第1回全日本大会軽量級優勝
2010年 6月、ウエイト制全日本大会(連合会)軽量級優勝
2010年 12月、全日本大会軽量級優勝
金原正和
弐段
〔Kanahara Masakazu〕
【主な戦績】
第4回極真CUP全日本空手道選手権大会重量級 準優勝
第7回全日本空手道選手権大会重量級 準優勝
第8回全日本空手道選手権大会重量級 準優勝
第11回全関東空手道選手権大会75kg以上の部 優勝
経験の有無や男女の別は問いませんが、基本的には中学生以上を入会対象としています。小学生で、特別に入会希望があれば個別に対応致しますので、一度ご連絡ください。また「はじめに」でも記載の通り、年齢層に関わらず武道精神の全うを第一に活動致します。
また、少人数での丁寧な指導に重きを置くため、最大同時入会数は6名*までとしておりますことをご承知おき下さい。
*2024年11月現在残り枠3名
【練習内容】
基本・移動・型・ミット打ち込み・技の受け返し・組手・補強運動を組み合わせて構成します。
【日時】
毎週水曜日・日曜日(五週の月はいずれかの週で一回休み)
水曜日:19時45分 〜 21時15分*
日曜日: 9時30分 〜 11時*
*練習前・後の掃除、ジョイントマットの設置・解体作業含む
【場所】
〒997-0853 山形県鶴岡市小淀川字谷地田 車庫
(庄内観光物産館横高速バス利用客用駐車場から約150m)
駐車場6台分・更衣室・御手洗い完備
【手続きに必要なもの】
①入門誓約書(要証明写真4cm×3cm)
②スポーツ安全保険加入申込書
③入会金、入門月の会費、会員証発行料、スポーツ安全保険料
【費 用】
①入会金:2,000円
②月会費
・個人会員:3,500円
・家族会員:6,000円
(同一生計家族2名以上での加入で適用・人数上限はありません。)
③会員証発行料:1,000円/3年
④スポーツ安全保険料:中学生以下 - 1,300円/年
高校生〜64歳 - 2,350円/年
65歳以上 - 1,700円/年
(家族会員は2人目以降、事務手続き費用500円が割引されます。)
⑤空手着:13,100〜15,100円
➡ 無料(一年以上継続及び家族会員にあっては3名分までを対象とします。)
⑥サポーター:(例)布拳−2,400円・革拳−5,500円・すね−3,500円
金的−2,400円・胸−5,600円 他
※道着やサポーターは個数ではなく、一度の注文につき送料1,530円が別途掛かります。
(昇級審査や試合出場を行わない場合は、空手着の購入は必須ではありませんが、組手練習を行うためにはサポーター着用(男性はスネ・金的の2点、女性はスネ・胸部の2点)が最低限必須ですのでご注意ください。初めはご自身の拳を守るために拳サポーターも推奨致しますが、各個人の判断にお任せ致します。当方を通して本部から注文することも可能ですが、ご自身で買い揃えられた物でも構いません。しかし、本部での昇級審査会や各種大会への参加をお考えの場合は、指定サポーターの購入が必要ですのでその点はご注意ください。)
※ 坂本派は年会費の支払いは必要ありません。
また、当同好会は非営利団体のため、徴収した月会費等は全額当会運営費用に充当致します。
昇級審査会は、基本的に6月と12月の年に二度行います。求められる要件は各級・段により異なりますので、以下の表をご参照下さい。体力審査については、年齢や身体の状態等を考慮して変更する場合があります。
昇段には、昇級審査時とは異なり、冬期に東京都または神奈川県にて行われる本部道場主催の昇段審査会に参加する必要があります。
坂本派以外を含む極真会館の所属経験があり、級・段の引き継ぎ希望者はご相談下さい。
○昇級に必要な費用:審査料11,000円+帯・合格証発送料(約1,600円を受験者数で割って負担)
受験時の帯色 (級・段) | ①指定型 ②体力審査 ③組手1分/人 ④受験時に必要なその他要件 |
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白帯 (無級) | ①太極Ⅰ、太極Ⅱ ②腕立て10回・バーピー10回 ③一人組手(技の受け返し) ④筆記試験 |
橙帯 (10級) | ①上記+太極Ⅲ、平安Ⅰ ②拳立て10回・バーピー10回 ③一人組手 ④筆記試験 |
橙帯 (9級) | ①橙帯(10級)と同じ ②拳立て15回・バーピー15回 ③一人組手 ④筆記試験 |
青帯 (8級) | ①上記+平安Ⅱ、安三 ②拳立て20回・バーピー20回 ③二人組手 ④筆記試験 |
青帯 (7級) | ①青帯(8級)と同じ ②拳立て25回・バーピー25回 ③二人組手 ④筆記試験 |
黄帯 (6級) | ①上記+平安Ⅲ、撃砕大 ②拳立て30回・バーピー30回 ③三人組手 ④筆記試験 |
黄帯 (5級) | ①黄帯(6級)と同じ ②拳立て35回・バーピー35回 ③三人組手 ④筆記試験 20回以上の出席 1年以内の以下へのいずれかの参加 ・交流試合 ・組手または型大会 ・本部合宿 |
緑帯 (4級) | ①上記+平安Ⅳ、撃砕小、突きの型 ②拳立て40回・バーピー40回 ③四人組手 ④筆記試験 35回以上の出席 半年以内の以下へのいずれかの参加 ・交流試合 ・組手または型大会 ・本部合宿 |
緑帯 (3級) | ①緑帯(4級)と同じ ②拳立て45回・バーピー45回 ③四人組手 ④筆記試験 40回以上の出席 半年以内の交流試合(審判講習会を含む)への参加 半年以内の組手または型大会、または本部合宿への参加 |
茶帯 (2級) | ①上記+平安Ⅴ、最破 ②拳立て50回・バーピー50回 ③五人組手 ④筆記試験 45回以上の出席 半年以内の交流試合(審判講習会を含む)への参加 半年以内の組手または型大会、または本部合宿への参加 |
茶帯 (1級) | ①上記+三戦 ②受験時の指示による ③十人組手 ④昇段小論文(レポート) 90回以上の出席 1級取得後1年以上経過 審判B級ライセンス取得 満18歳以上 1年以内の以下全てへの参加 ・交流試合(審判講習会を含む) ・組手または型全日本大会 ・本部合宿 |
黒帯 (初段) | ①上記+征遠鎮、転掌 ②受験時の指示による ③二十人組手 ④受験時の指示による |
黒帯 (弐段) | ①上記+十八、臥龍 ②受験時の指示による ③三十人組手 ④受験時の指示による |
黒帯 (参段) | ①上記+観空 ②受験時の指示による ③四十人組手 ④受験時の指示による |
黒帯 (四段) | ①上記+五十四歩 ②受験時の指示による ③五十人組手 ④受験時の指示による |
【Q1】
見学・体験はできますか。
【A1】
最大2回、無料見学・体験が可能です。前日までにご連絡を頂いた上で、動きやすい服装でお越しください。
【Q2】
若くないと練習について行けませんか。
【A2】
年齢は関係ありません。還暦を過ぎてから始められた方も多数存じ上げています。
【Q3】
格闘技未経験でも大丈夫ですか。
【A3】
「全く運動はしてこなかった」「他のスポーツをやっていた」「他流派で経験がある」等々は全く関係ありません。基礎から丁寧に指導致します。
【Q4】
体力に自信がありませんが、大丈夫でしょうか。
【A4】
練習を重ねる内に体力は付いてきます。習熟度に合わせたメニューを組みますので、無理のない範囲で参加して頂けます。
【Q5】
極真は激しいイメージですが、女性でも大丈夫でしょうか。
【A5】
先程の回答の通り、無理なことを強いることは致しません。体力に応じて指導致します。
【Q6】
仕事や学校などの関係で遅刻(早退)しても稽古に参加できますか。
【A6】
ご自身の予定に合わせて参加していただけます。その場合の入場時や退場時の所作もお教え致します。
【Q7】
直接打撃制だとやはり怪我をするのでしょうか。
【A7】
確かに初めの頃はアザや擦り傷が出来やすいですが、上手く攻撃を受ける体の使い方を理解することに加えて、体が衝撃に慣れることでほとんど怪我はしなくなります。普段の練習ではサポーター着用を義務付けているので、大きな怪我にはつながりにくいです。また、スポーツ保険にも加入した上で活動しますのでご安心ください。
【Q8】
試合や昇級審査などには興味がありません。健康維持のためと言う理由で通っても良いのでしょうか。
【A8】
空手=試合・昇級審査、ではありません。空手の稽古を通じて、自らの気持ちが前向きになるきっかけになったり、体が変わることで自信が持てるようになったりと、人によって目的は千差万別であるべきだと考えます。試合参加や昇級審査受験を強いることは致しません。
【Q9】
黒帯取得までどれくらい掛かりますか。
【A9】
当同好会では半年に一度のペースで昇級審査を行いますので、1級取得までに5年、更に昇段審査はそこから1年の期間を必要とするため計6年が最低でも必要です。ただし、全日本選手権大会等の大きな大会で顕著な成績を収めた場合は、飛び級制度が適用されることがあるためこの限りではありません。
黒帯を締めるということは、空手の知識・技能が伴い指導出来ることは当然のこと、心・技・体が伴い人として他の手本となる必要があります。そのため、当坂本派では、昇段についての項目でも記載している通り、18歳未満の黒帯取得を基本的には認めていません。取得困難であるからこその意味と価値をご理解頂ければと思います。
【Q10】
I'm interested in learning Kyokushin Karate. But I'm worried if I can follow sensei's instructions or communicate with other students because I don't speak Japanese at all.
【A10】
You don't have to worry about it. I'm going to explain everything to you in English and translate what you say to others in Japanese if needed. Please don't hesitate to ask if you have any questions about us or explanations written in Japanese above on this website.